『Kanon BD-BOX』6話~10話(Disc2枚目)感想 PartⅡ
© VisualArt's/Key/百花屋Key作品である以上、キャラクターの別れは予測できたであろうに…。
第6話「謎だらけの嬉遊曲~divertimento~」 ~ 第10話「丘の上の鎮魂歌~requiem~」の感想になります。
最初の1話~5話の話は何だったのか?と思うぐらい思い話になって来ました。
” 命 ”の重さと人である喜び。
6話は、月宮あゆの回でした。映画を見たり1日を一緒に遊んであげる祐一。
沢渡 真琴は、バイトを始めようとするが面接で寝てしまったみたいで(笑)
フラグは、「沢渡 真琴」の方へと流れ子猫と遭遇するも「肉まん」を貰う為に可愛がる。
しかし、本当に可愛がるようになり祐一は徐々に悟る。
昔飼っていた狐なのかもしれないと。
© VisualArt's/Key/百花屋天野 美汐という同じ学校の1年生の生徒に出会うと「真琴」は昔飼っていた狐であると話す。
奇跡が起きて動物から人に一時的に姿を変えたと話し、
奇跡には、
”記憶 ” と
”命 ” の代価が必要で、徐々に体力が弱ってくるとのこと。
日にちが経つにつれ箸が持てなくなり、人の振る舞いが出来なくなる。
© VisualArt's/Key/百花屋熱を出したが持ちこたえ命は取り留めたが、美汐は、
2度目はないと話す。
人らしい感情が無くなり始め、言葉も徐々に話せなくなり、唯一「結婚がしたい」最後に話せた言葉ではないだろうか?
『この子が望んでいることがあったら、どうか、叶えてあげてください』家族全員で食事へ。食べたいものを食べ楽しみ、
笑顔で食事をするのは、これが最後。真琴の取りたがっていたプリクラも家族で全員で取り、夜は花火。
しかし…楽しい時間は長いようで短いもの。
2度目の熱を出し無事に乗り越えるがそろそろ限界が近いのか…結婚の願いを叶える為に外出へ。
この時の玄関で秋子さんと出会い笑顔で見送り、
「晩御飯はおいしい物を用意して待っているから…」と言い見送るが涙するシーンに泣きそうになる。
学校へ行って名雪と昼休み遊ぶシーンも最後と言わんばかりの演出。
名雪
「私ね、帰ったら真琴とお話したいこと、いっぱいあるんだよ?」泣けてくる…。言葉から帰って来れない事がよく分かる。
向かった先はものみの丘で、肉まんを食べつつ、時はゆっくりと流れていき夕暮れに差し掛かった時、二人だけの結婚式。
ドレスも買ってあげたかったと思いますが、ベールだけとなり、でも喜ぶ真琴。
© VisualArt's/Key/百花屋真琴と一緒に鈴を鳴らしていると意識が薄れていく…時は着たようだ…
© VisualArt's/Key/百花屋祐一「ほら!真琴の番だぞ!」
その力の無い細い手が祐一の手から離れ地面へ付くと同時に鈴の音が1つ鳴り響き姿を消す。
© VisualArt's/Key/百花屋鈴を残して姿を消した瞬間、泣きそうになりました。
人の姿で祐一に伝えられたこと、家族と言う暖かい場所で生活できたこと、肉まんと言う美味しい食べ物を食べれたこと…そして祐一がいつもそばに居てくれたこと。
今日は少し時間があったのでもう1本10話~15話まで見る時間があったのですが…見れない。。
keyの作品はこうなる事は分かっているのですが…強くなれない。
keyのシナリオ、今まで一緒にいた人がいなくなるケースが多々ありますが、このパターン一番つらいですよね。
今も身近にいるような…そんな存在に位置づけで消える。上手いなぁーと痛感し次回へ続きます。
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